ビジネス用語集
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あ行 - 預合い（あずけあい）
預合いとは、発起人が払込取扱銀行から金銭を借り入れ、これを設立中の会社の預金に振り替えて株式の
払込にあてるが、その借入金を返済するまではその預金を引き出さないことを約することをいう。
この借り入れと払い込みは単に帳簿上のものにすぎず、現実に金銭が授受されるわけではない。
仮装払込みとしての払込の効力は認められず、その部分については設立時発行株式の株主にはなれない。
払込取扱銀行が払込保管証明をしていれば、払込取扱銀行は払込金返還に関する制限を会社に対抗できな
い（64Ⅱ）。預合いを行った発起人等及び預合いに応じた払込取扱期間には刑事責任が科されている（965）。
